今日は15時頃まで寝てしまっていたが、その後アドラー心理学をテーマにしたベストセラー『嫌われる勇気』を手に取って読んだ。さすが世界的なベストセラーになっただけのことがある、ぐいぐい読み進めてしまう一冊だった。
対話形式だから読みやすい
この本の特徴の一つは、「青年」と「哲人」の対話形式で進んでいくスタイルだ。難解になりがちな心理学の話を、読者が青年と一緒に「それは本当にそうなのか?」と疑問をぶつけながら読み進められる構成になっており、飽きることなくページをめくれた。
「課題の分離」という考え方が刺さった
アドラー心理学の核心の一つである「課題の分離」という概念が特に印象に残った。他者の課題に踏み込まない、自分の課題に他者を介入させない——それだけで人間関係の多くの悩みはシンプルになると説いている。回復期で他人の目が気になりやすい今の自分には、かなり響くメッセージだった。
「過去ではなく今をどう生きるか」
アドラーは「原因論」ではなく「目的論」で人を捉える。過去の出来事がすべての原因ではなく、今の自分がどう生きるかを選択できる、という考え方だ。うつ病の療養中にこの本を読むと、「あの出来事があったから今こうなった」という思考パターンを少し手放せる気がして、気持ちが少し軽くなった。
まとめ
読後感は「スッキリした」というより、「少し考えすぎていたのかもしれない」という穏やかな気づきに近い感じ。ベストセラーが長く読み継がれる理由がよくわかる一冊だった。回復期の今、心の整理をしたい人にはとくに手に取ってほしい本だと思う。

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