一人暮らしで、しかも体調に波がある状態だと、災害時のリスクは健康な人とは少し違う形で現れます。
私は非定型うつの過眠があり、夕方まで動けない日があります。もし災害が起きたのがそういう日だったら、避難所まで歩くことすらできません。「動けない日がある」という前提で備える必要があります。
その視点で、備えとして気になっているものをまとめます。
1. 長期保存の非常食:買い直しの手間をなくす
非常食セット 7年保存 のような、保存期間の長いものです。
選ぶ基準は味でも価格でもなく、保存期間の長さだと考えています。
3年保存のものを買うと、3年後に買い直しが必要です。その「入れ替え作業」を体調が悪い時期に確実にできるとは限りません。期限切れに気づかないまま放置される可能性が高い。
7年保存なら、管理の回数が半分以下になります。維持コストが低い備えほど、実際に維持されます。
2. 防災リュック:中身を考えなくていい形にする
防災リュック 1人用 45点セット のような、必要なものが最初から入っているタイプです。
「自分で必要なものを揃える」ほうが理想的なのは分かっています。ただそれは着手できないまま終わる作業です。
何が必要かを調べ、買い集め、リュックに詰める。この工程は、動ける日が限られている状況では後回しになり続けます。環境を完璧にしてから始めようとして、環境づくり自体で力尽きたのと同じことが起きます。
セットで買って玄関に置くほうが、完璧なリュックを作る計画より確実です。足りないものは後から足せばいい。
3. 多機能防災ラジオ:電気が止まったときの情報源
多機能防災ラジオ です。手回しやソーラーで発電でき、スマホの充電もできるタイプがあります。
停電時に一番困るのは、スマホの電池が切れると情報も連絡手段も同時に失うことです。
特に一人暮らしだと、状況を確認する手段が自分しかありません。誰かが教えてくれる前提が使えないので、自力で情報を取れる手段は持っておく必要があります。
生活保護を受給していても備えはできます
私は生活保護を受給していて、まとまった出費は簡単ではありません。同じ状況の方に向けて書いておきます。
全部を一度に揃える必要はありません。優先順位をつけるなら、こう考えています。
- 水 — これだけは最優先。安く、どこでも買える
- 非常食 — 長期保存のものを少しずつ
- 情報源 — ラジオまたはモバイルバッテリー
- その他 — 余裕ができてから
また、災害で被害を受けた場合、生活保護受給中でも一時扶助が支給される場合があります。制度の運用は自治体判断なので、いざというときはケースワーカーに相談してください。収入申告で福祉事務所に行ったときに感じましたが、制度は聞かないと教えてもらえないことが多いです。
まとめ
- 体調に波があるなら「動けない日に被災する」前提で備える
- 非常食は保存期間の長さで選ぶ。入れ替え作業が発生しないほうが維持される
- 防災リュックはセットで買う。自分で揃える計画は着手できないまま終わる
- ラジオ — 一人暮らしは自力で情報を取る手段が要る
- 全部を一度に揃えない。水 → 非常食 → 情報源の順
- 被災時は一時扶助が支給される場合がある。ケースワーカーに相談を
※本記事で紹介している製品は、公開されている仕様と評判をもとに検討しているものです。制度の適用については、お住まいの自治体にご確認ください。

