回復期に読書を再開しようとして、最初にぶつかったのはこれでした。集中力が続かない。
当時の記録に「本を読もうとしたけれど、集中力が続かなかった日」と書いています。読みたい気持ちはあるのに、数ページで意識が逸れる。過眠が続いていた時期は特にそうでした。
それでも『1984年』や『嫌われる勇気』は最後まで読めました。何が違ったかを考えると、読める体勢と環境が作れていたかどうかでした。その視点で道具をまとめます。
1. ブックライト:明かりをつけずに読める
Gritin ブックライト です。
これが一番効きます。理由は「部屋の電気をつけなくていい」ことです。
昼夜逆転を直そうとしていた時期、夜に部屋を明るくすると完全に目が冴えてしまい、そこから何時間も眠れなくなりました。かといって暗いと本は読めない。
手元だけを照らせれば、寝る準備をしたまま読める。読み終わったらそのまま眠れます。就寝前にスマホを見るのを避けたい場合の、現実的な代替にもなります。
クリップ式で明るさと色温度を変えられるタイプなら、暖色にしておくと寝つきへの影響を抑えられます。
2. ブックカバー:本を持ち歩けるようにする
UNROOF イタリアンレザー ブックカバー のようなカバーです。
正直、これは必需品ではありません。ただ本を鞄に放り込む抵抗が減るという効果はあります。
私は本屋まで散歩することがありますが、そういうときに読みかけの本を持ち出せると、待ち時間や休憩が読書時間になります。動ける日に外で過ごせる時間は限られているので、そこを使えるようにしておく意味はあります。
3. しおり:中断を前提にする
Joyberg マグネットしおり です。
これは「一気に読み切れない」ことを前提にした道具です。
体調に波があると、1冊を読み終わるまでに数週間かかります。その間に何度も中断する。挟むだけのしおりは落ちるので、再開するたびに探すことになります。
マグネット式ならページを挟んで固定できるので、鞄の中でも外れません。「どこまで読んだか分からなくなる」という小さな失敗が、再開のハードルを上げます。そこを潰しておく道具です。
読めない時期は読まなくていい
最後に、道具の話とは逆のことを書きます。
集中力が戻らない時期に、無理に読む必要はありません。私は「本くらい読めるはずだ」と思って何度も失敗し、そのたびに落ち込みました。
読めるようになったのは、体調が戻ってきてからです。睡眠のサイクルが10時起きまで戻ってきたあたりから、自然に活字が入るようになりました。
道具が助けてくれるのは、「読める状態のときに、環境のせいで読めなくなる」のを防ぐことまでです。読めない時期は、それは体調の問題だと割り切ったほうがいい。
まとめ
- ブックライト — 部屋を明るくせずに読める。就寝前のスマホの代替にもなる
- ブックカバー — 持ち出す抵抗を減らし、外の時間を読書時間にする
- マグネットしおり — 中断を前提にする。「どこまで読んだか分からない」を潰す
- 道具は「読める状態のときに環境で邪魔されない」ためのもの
- 読めない時期は体調の問題。無理に読まなくていい
※本記事で紹介している製品は、公開されている仕様と評判をもとに検討しているものです。

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