【非定型うつ・寝付けない人向け】安眠グッズ・サプリおすすめ4選|回復期に試したいもの

非定型うつ・睡眠 - nodenceの日誌 非定型うつ

非定型うつと診断されてから、1日12時間眠る生活が10ヶ月続いた。その間ずっと引っかかっていたのが、これだけ眠っているのに休めた感じが一度もしないということだった。

この記事では、その時期に自分が調べた安眠グッズ・サプリを4つ整理する。いずれも自分が使って効果を確認したものではなく、公式情報とレビューを調べたうえで「試すならこれ」と考えた候補である。体験談として読まれると判断を誤らせるので、先に書いておく。

先に結論|自分の状態でどれを見るか

いまの状態見る順番
布団に入っても寝付けないまず生活リズム、次にサプリ
光や物音で起きてしまうアイマスクなど環境から
長く眠るのに休めた感じがないグッズより寝具を疑う
日中の眠気が生活に支障を出している市販品ではなく主治医に相談

最後の行が一番大事だと思っている。過眠が仕事や生活を壊している段階なら、市販のサプリで解決する話ではない。自分もそこを間違えて時間を無駄にした。

非定型うつの睡眠の悩みは「寝付けない」だけではない

睡眠の悩みというと不眠が思い浮かぶが、非定型うつの場合はむしろ逆に振れることがある。自分の場合は、寝付きが悪い時期と、いくらでも眠ってしまう時期が交互に来た。

厄介なのは後者だった。12時間眠っても、起きた瞬間からまた眠い。周囲からは寝すぎだと言われるが、本人の体感としては眠っているのに一睡もしていないのと変わらない。この状態で「もっとよく眠れるように」とサプリを買っても、方向が合っていない。

安眠グッズが効きうるのは、あくまで眠りに入るまでの時間や、眠っている間の環境に問題があるときだ。眠りの量ではなく質の問題で、かつその原因が環境側にあるとき。ここを切り分けないまま買うと、効かなかったという結果だけが残る。

過眠そのものについては別記事に詳しく書いた。

買う前に確認したい3つのこと

1. 飲んでいる薬との兼ね合いを主治医に聞く

睡眠系のサプリには、精神科で処方される薬と作用が重なる成分が入っていることがある。市販品だから安全という理屈は通らない。処方薬を飲んでいるなら、買う前に主治医か薬剤師に確認する。これは費用ゼロでできて、失敗のリスクを一番減らせる。

2. 続けられる金額かどうかを月額で見る

サプリは1回買って終わりではなく、続けて意味が出るものが多い。1袋の値段ではなく月あたりいくらかで見る必要がある。

自分は生活保護を受給しながら療養している。使える金額に上限がある立場からすると、月3,000円のサプリを3ヶ月続けるというのは決して軽い判断ではない。同じ1万円を使うなら、後で書く寝具のほうが一度きりの出費で済む分、判断としては納得しやすかった。

3. 効果を判定する期間を先に決めておく

体調に波がある状態だと、よくなったのがサプリのおかげなのか、たまたま調子のいい週だったのかが分からなくなる。買う時点で「4週間試して変化がなければやめる」と決めておくほうがいい。決めずに始めると、効いている気がするという理由で何ヶ月も買い続けることになる。

4つの比較|性質が違うので横並びでは選べない

同じ「安眠グッズ」でまとめられているが、この4つは性質がまったく違う。比べるべきは効果の強さではなく、自分がどれなら続けられるかである。

種類主な成分・特徴費用の形薬との確認
リラーレ機能性表示食品ラフマ由来継続必要
Dr.ネムサプリPharma GABA・1日1粒継続必要
ネムラボハーブ系サプリバレリアン継続必要
aimeve睡眠環境グッズ遮光率99.99%買い切り不要

この表で言いたいのは一番右の列である。3つは体に入れるもので、1つは違う。処方薬を飲んでいる人にとって、この差は成分の違いより大きい。

1. キユーピー リラーレ 睡眠サプリ

機能性表示食品。この分野で多いグリシン・GABA・テアニンではなく、ラフマ由来成分を使っているのが他と違う点である。届出表示では睡眠の質に関する機能が報告されている。

他のサプリを試して合わなかった場合、同じ成分の別商品を買っても結果は変わりにくい。成分の系統を変えたいときの選択肢として調べておく価値がある。レビュー件数が多く評価も安定しているので、極端な外れを引きにくいのも判断材料になる。

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2. Dr.ネム 睡眠サプリ(ファーマフーズ)

独自開発のPharma GABAを配合し、トリプトファンや乳酸菌も含む。1日1粒という点が、この記事の文脈では一番大きい。

調子が悪い日は、粒数が多いサプリは飲む工程そのものが面倒になってやめてしまう。実際、自分は続けようとしたものを工程の多さで何度も落としている。体調に波がある人ほど、成分より先に「一番動けない日でも飲めるか」で選んだほうがいい。

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3. ネムラボ バレリアンサプリ

バレリアン(セイヨウカノコソウ)を使ったハーブ系。ここまでの2つとは系統がさらに違う。

ハーブ系は独特の匂いがあり、これが苦手で続かない人が一定数いる。成分表示だけで判断せず、匂いに関するレビューを読んでから決めたほうがいい。また前述のとおり、ハーブ由来であっても薬との相互作用の可能性はある。処方薬がある場合の確認は必須と考えている。

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4. aimeve アイマスク(遮光率99.99%)

4つの中でこれだけ性質が違う。飲むものではなく環境を変えるもので、買い切りで、体に入れるものではない。処方薬との兼ね合いを考えなくていいぶん、最初に試す対象としては一番ハードルが低い。

3D立体構造で目元が圧迫されにくい設計になっている。朝方に明るくなって目が覚めてしまう、昼間に眠らないと体力が持たない、といった場合はサプリより先にこちらを検討する順番になると思う。

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グッズで足りないと感じたら、寝具を疑う

冒頭に書いた「長く眠るのに休めた感じがない」状態のとき、サプリやアイマスクは効きにくい。眠りに入れていないのではなく、眠っている間の姿勢や体圧のほうに原因がある可能性があるからだ。

この場合に見るのは寝具になる。以下は調べた内容を別記事にまとめてある。ここも自分が購入して使ったものではない。

  • エスメラルダ(枕)— 寝具の中では価格が低く、マットレスより先に試しやすい
  • GOKUMIN(マットレス)— 価格帯が広く、いまの寝具から段階的に変えやすい
  • モットン 高反発マットレス — 寝返りのしやすさを重視する場合の選択肢

順番としては枕からをすすめる。マットレスは金額が大きく、置き場所と処分の問題もある。枕で変化がなければマットレスでも変わらない可能性が高い、と考えるほうが金銭的な失敗が小さい。

お金をかけずに先に試せること

ここまで商品を並べておいて逆のことを書くが、費用ゼロで先に試せることをやってからのほうが、買ったものの効果も判定しやすい。

  • 起きる時刻だけを固定する(眠る時刻は固定しなくていい)
  • 起きてすぐカーテンを開ける。動けない日はそれだけでいい
  • 眠った時刻と起きた時刻だけを記録する。体調の記録は続かないので書かない
  • 眠れない夜に布団の中で粘るのをやめる

自分の場合、記録を取り始めて初めて「眠れない」と思っていた時期に実際は8時間眠っていたことが分かった。体感と実態がずれていることは珍しくない。記録がないと、買ったものが効いたかどうかも判断できない。

よくある質問

睡眠サプリと睡眠薬は何が違うのか

睡眠薬は医薬品で、医師の処方が必要になる。サプリは食品であり、医薬品のような効果を目的としたものではない。処方薬の代わりにサプリを使う、あるいは自己判断で処方薬をやめてサプリに切り替える、という使い方はしてはいけない。減薬の判断は主治医のものである。

過眠にサプリは効くのか

この記事で紹介しているものは、いずれも眠りに入ることや睡眠の質に関するものであり、長時間眠ってしまうこと自体に対応するものではない。過眠が続いている場合は、まず受診して原因を確認するほうが先になる。うつ症状によるものか、薬の副作用か、別の要因かで対応が変わる。

生活保護を受けていてもこうしたものを買っていいのか

保護費の使い道は原則として本人の裁量であり、日用品の購入が禁じられているわけではない。ただし限られた金額の中から出すことになるので、先に費用ゼロでできることを試すほうが順番として合理的だと考えている。療養に必要なものについては、担当のケースワーカーに相談する余地がある場合もある。

どれか1つだけ試すならどれか

アイマスクだと思う。買い切りで金額が小さく、体に入れるものではないので処方薬との兼ね合いを考えなくていい。効かなかったときの損失が一番小さい。睡眠環境が原因かどうかの切り分けにもなるので、最初に置く対象としては合っている。

まとめ

  • 非定型うつの睡眠の問題は不眠とは限らない。過眠側なら市販品では届かない
  • 処方薬があるなら、買う前に主治医か薬剤師に確認する
  • 月額で見て、判定期間を先に決めてから買う
  • 飲むものより、買い切りのアイマスクのほうが試す順番としては前
  • 長く眠っても休めないなら、グッズではなく寝具。枕から
  • 生活に支障が出ているなら、買い物ではなく受診

この記事について

この記事で紹介した商品は、いずれも筆者が購入・使用したものではなく、公式情報と公開されているレビューを調べてまとめたものである。使用感についての記述は一切していない。

一方、非定型うつと過眠に関する記述は筆者自身の経験に基づく。ただしこれは一個人の経過であり、症状の出方は人によって大きく異なる。本記事は治療法を示すものではなく、診断や治療の代わりになるものでもない。睡眠の問題が続く場合は医療機関に相談してほしい。

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