先日、「WAIS-IV(ウェイス・フォー)」という心理検査を受けてきました。
これは、知的能力のバランスや特徴を測る検査で、「IQ」だけでなく、どんな思考が得意か・苦手かを細かく見ていくものです。
今、改めて自分を客観的に見つめ直してみたいと思って受けました。
結果の概要
- 全体IQ:101(平均)
- 言語理解(VCI):104
- 知覚推理(PRI):97
- ワーキングメモリー(WMI):97
- 処理速度(PSI):102
全体としては「平均的」な知的能力で、特定の項目が極端に低いというわけではありません。
ただし、分野ごとに得意・苦手の傾向がはっきりしていました。
🧩 強み:安定した知的バランスと新しい課題への適応力
検査の先生から、「安定した能力バランスを持っている」と言われました。
新しい課題に取り組むときも落ち着いて取り組むことができ、論理的に考えを整理し、計画的に行動できるタイプだそうです。
例えば、新しい仕事を覚えるときでも、
- 概念を整理して理解する
- 一度学んだことを安定して使いこなす
といった流れが自然にできるようです。
特に、これまでの経験を踏まえて少しずつステップアップしていくことに向いているとのことでした。
🔍 課題①:視覚的・空間的な情報処理の弱さ
一方で、図や空間を使って考えるタスクでは、やや時間がかかる傾向がありました。
「全体像を見て瞬時に組み立てる」ような作業が苦手で、部分的な情報を一つずつ処理するスタイルが得意のようです。
たとえば、
- パズルのように形や位置関係を推測する課題
- 複数の図形を一度に把握するようなタスク
などでは、時間をかけて丁寧に進める傾向がありました。
検査では、視覚的な処理を「モデルや図で説明してもらう」よりも、「言葉で順を追って説明される方が理解しやすい」と感じたようです。
⏱ 課題②:感覚的な情報の一時保持(ワーキングメモリー)の弱さ
短い時間で情報を記憶して処理する「ワーキングメモリー」では、やや苦手さが見られました。
特に、聞いた情報をすぐに使うようなタスク(例えば「今言った数字を逆に言ってください」など)で負荷を感じやすかったようです。
ただ、検査者の先生によると、
興味のあることや得意分野では集中力が発揮できるタイプ。
逆に、新しい情報や慣れない作業では、情報の整理に時間がかかるかもしれない。
とのことでした。
つまり、「慣れるまで時間がかかるけれど、一度慣れればしっかり使いこなせるタイプ」といえそうです。
💬 言葉の理解と表現
言語的な理解は平均よりやや高めでしたが、抽象的な言葉や専門用語の理解には時間がかかることがあるとのこと。
辞書や用語集を使いながら、自分のペースで理解していくのが良いそうです。
💡 今後に向けて
報告書の最後には、次のようなまとめが書かれていました。
「全体的に安定した知的能力を持つ一方で、視覚的・空間的処理や短期記憶の負荷に弱さが見られる。
ただし、それは努力や経験で十分補える範囲であり、強みである安定性や計画性を活かすことが今後の生活に役立つだろう。」
この言葉を読んで、少し安心しました。
自分の「苦手」は欠点ではなく、「得意を活かすための取扱説明書」みたいなものなのかもしれません。
✍️ まとめ
- 安定した知的バランスがあり、新しいことにも冷静に取り組める
- 視覚的・空間的処理や短期記憶は少し苦手だが、工夫でカバーできる
- 言葉や論理を軸に学ぶスタイルが合っている
WAISの結果を通して、自分の「考え方の癖」や「得意・不得意」を客観的に見つめ直せたのは、とても貴重な経験でした。
これからも焦らず、自分のペースで学び、仕事や生活に活かしていこうと思います。


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