食事の問題は、私にとって睡眠と並ぶ大きな課題です。食欲が止まらず、お金の限界まで使って外食してしまう状態が続いています。
一度、極端な対処をしたことがあります。お金を使い切って、外で買えない環境を意図的に作ったのです。結果は失敗でした。
その反動として、食欲への執着がより強くなってしまった可能性がある。極限まで追い込むと、体が飢餓状態に近いシグナルを発し、食欲がより強化されることがある。
制限では解決しない。だとすれば、「自炊のハードルを下げる」ほうが現実的です。外食を我慢するのではなく、家で食べるほうが簡単な状態を作る。その視点で調理器具を見ています。
自炊が続かない本当の理由
自炊が続かないのは、料理が面倒だからではありませんでした。工程が多いからです。
買い物→下ごしらえ→調理→盛り付け→片付け。体力が落ちていると、この5段階のどこかで止まります。そして途中で止まると、結局外に買いに行くことになる。
だから選ぶ基準は「おいしく作れるか」ではなく、「工程を何段階減らせるか」です。
1. 電気ケトル:お湯を沸かす段階を消す
Aliliy 電気ケトル です。
鍋で湯を沸かすと、火を使うのでその場を離れられません。沸くまでの数分間、キッチンに立ち続ける必要がある。これは体調が悪い日には無理です。
ケトルならスイッチを押して座っていられます。「立ち続けなくていい」というだけで、実行できる日が増えます。
2. レンジ調理器具:コンロを使わずに済ませる
NEIGHBOR CLOWN レンジdeパスタ のような、電子レンジでパスタを茹でられる器具です。
パスタを鍋で茹でると、湯を沸かす・投入する・時間を計る・湯切りする、という工程が発生します。レンジ調理器具なら水と麺を入れてスイッチを押すだけで、待っている間は横になっていられます。
湯切りの必要がないタイプなら、重い鍋を持ち上げる動作も消えます。体力が落ちているとき、熱湯の入った鍋を運ぶのは地味に危険です。
3. ホットサンドメーカー:片付けの段階を減らす
自炊が続かない最大の原因は、実は調理より片付けだと感じています。使った鍋・フライパン・皿がシンクに溜まると、次に自炊する気が完全に消えます。
ホットサンドメーカーは調理器具と皿を兼ねられます。洗うのは本体だけ。パンに挟むだけなので包丁もまな板も要りません。工程が2つ以上減ります。
値下がりを機に久々に家で米を炊いてカレーを作った日がありましたが、そのとき実感したのは「作れた日」より「片付けまで終わった日」のほうが達成感が残るということでした。
器具を買っても解決しない部分
正直に書くと、調理器具で過食が止まることはありません。私の食欲の問題は非定型うつの症状で、通院しながら向き合っている段階です。
それでも自炊のハードルを下げる意味はあります。「外食するしかない」状態と「家でも食べられる」状態では、選択肢の数が違うからです。
選択肢がないところに意志力を投入しても続きません。環境を変えることで行動を変えるという考え方自体は間違っていなかった。間違っていたのは、環境を「制限」の方向に変えたことでした。
まとめ
- 自炊が続かないのは面倒だからではなく、工程が多いから
- 選ぶ基準は味ではなく「工程を何段階減らせるか」
- 電気ケトル — 立ち続けなくていい。座って待てる
- レンジ調理器具 — コンロ・湯切り・重い鍋の運搬が消える
- ホットサンドメーカー — 調理器具と皿を兼ねる。片付けが1つで済む
- 器具では症状は解決しない。「選択肢を増やす」ためのもの
※本記事で紹介している製品は、公開されている仕様と評判をもとに検討しているものです。摂食に関する悩みは医療機関にご相談ください。

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