個人開発の作業環境を整えるグッズ3選|体調に波がある人が「止まらない」ために選んだもの

非定型うつ・睡眠 - nodenceの日誌 非定型うつ

個人開発でiOSアプリを10本リリースしてきましたが、作業環境を整える優先順位は、途中で完全に変わりました。

最初は「作業効率を上げる道具」を探していました。今は違います。体調に波がある前提で、どうすれば作業を止めずに済むかという基準で選んでいます。私は非定型うつの過眠があり、1日12時間以上眠ってしまう日があります。動ける時間が短いので、その時間を環境の悪さで削られるのが一番痛い。

その視点で、いま気になっている3つをまとめます。

1. モバイルモニター:ベッド脇でも作業を止めない

検討しているのは cocopar モバイルモニター です。

開発をしていると、コードとドキュメント、あるいはシミュレータとエディタを同時に見たい場面が常にあります。画面1枚だと、ウィンドウを切り替えるたびに集中が切れます。

ただ、私がモバイルモニターを選ぶ理由は「作業効率」よりも「移動できること」です。

体が重くて机に向かえない日があります。そういう日でも、横になれる場所にモニターだけ持っていければ、軽い作業なら進められる。据え置きの大型モニターだと、机に座れない日は作業がゼロになります。「机に座れないと何もできない」という状態を作らないことが、継続には効きます。

選ぶときに見ているのは次の点です。

  • 重量 — 持ち運ぶ前提なら1kg前後まで
  • 接続方式 — USB-C 1本で映像と給電ができるか(ケーブルが増えると出す気がなくなります)
  • 解像度 — コードを読むならフルHD以上

2. 姿勢サポートチェア:長時間座れないことへの対処

候補にしているのは LASSE MOA 姿勢サポートチェア です。

うつの回復期は、体力そのものが落ちています。座っているだけで疲れる、という状態が本当にあります。

そこで問題になるのが、姿勢が崩れると余計に体力を消耗することです。骨盤が後ろに倒れた姿勢で座ると腰に負担が集中し、30分で限界が来ます。姿勢が保てれば、同じ体力でも作業できる時間が伸びます。

高価なオフィスチェアを買い替えるのが理想ですが、費用がかかります。骨盤を支えるタイプのサポートクッションなら、いまの椅子に乗せるだけで済みます。出費を抑えて試せるのは、収入が限られている状況では重要な条件です。

あわせて、睡眠の質を上げるために意識していることとも関係します。日中の姿勢が悪いと肩や首がこり、それが夜の寝つきに影響する実感があります。

3. Webカメラ:使う頻度は低くても、必要な日に困らないために

定番として挙げられることが多いのは ロジクール Webカメラ C920n です。

個人開発は基本的に一人作業なので、カメラの出番はほとんどありません。それでも用意しておく理由があります。

オンラインでの面談や説明会に参加する機会は、突然発生します。就労支援の相談、オンライン英会話の体験、取材の打ち合わせ。そのときにカメラが用意できていないと、参加そのものを見送ることになります。

ノートPCの内蔵カメラは、暗い部屋だと極端に映りが悪くなります。生活リズムが崩れていて日中に部屋を明るくしていない日があると、これは現実的な問題です。フルHD対応で自動光補正があるタイプなら、環境が悪くてもある程度は補正してくれます。

「使う頻度が低いから買わない」ではなく、「動ける日にチャンスを逃さないために用意しておく」という考え方です。

環境を整える順番について

一度に全部そろえる必要はありません。むしろ、私が失敗したのは「環境を完璧にしてから始めよう」として、環境づくり自体で力尽きたことでした。

優先順位をつけるなら、こう考えています。

  1. いま一番作業を止めている原因を1つ特定する
  2. それだけを解決する道具を1つ入れる
  3. 実際に作業時間が伸びたか確認してから、次を考える

机に座れない日が多いならモニター。座れるが30分で疲れるなら椅子まわり。この順で考えると無駄が減ります。

まとめ

  • 体調に波がある人の作業環境は、効率より「止まらないこと」を基準にする
  • モバイルモニター — 机に座れない日でも作業をゼロにしないため
  • 姿勢サポート — 同じ体力で作業できる時間を伸ばすため
  • Webカメラ — 動ける日にオンラインの機会を逃さないため
  • 全部そろえない。いま一番止まっている原因を1つだけ解決する

※本記事で紹介している製品は、公開されている仕様と評判をもとに検討しているものです。購入・使用にあたっては最新の情報をご確認ください。

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